ダイエットにおいて世間ではカロリーを気にしている人が圧倒的に多いと思います。ほかの記事でも書きましたがカロリーというのはダイエットにおいてはそこまで重要ではないのです。しかしカロリーにも様々あり、なにでカロリーを摂るかで身体も非常に変わってきます。今回はそのカロリーについて深堀りしてみたいと思います。
あなたはカロリーというと、思わずそのカロリーの数値に目がいきませんか？これは何キロカロリーなのか？という数値に目を向けると思います。しかし同じカロリーが同じ数値だからと言って同じように太るわけではありません。重要なのは何から構成されているカロリーなのか？という所になってきます。
同じ100キロカロリーでも何からできているカロリーなのかを見ていく事が実は非常に重要になってきます。同じ100キロカロリーでもダイエットに向いている100キロカロリー、ダイエットにおいて最悪の100キロカロリーとがあります。
カロリーに良いとか悪いとかあるの？って思うかもしれませんね。ここでいう良い悪いという概念は、ダイエットを成功させるうえでどうかを基準とした場合に、良い悪いで言っているものとなります。つまり太る上で影響を及ぼすものかどうかという所になります。まずカロリーには得るにおいて経路という物が3つ存在します。
まずは炭水化物によるカロリー、そして脂質によるカロリー、そしてタンパク質によるカロリーとこの3つの要因から総摂取カロリーが算出されます。つまり栄養素は違うものですが、どれも一様に共通しているのは、人間が生命活動する上での『エネルギ―、熱に変えられるもの』であるという所なのです。
そしてそれぞれの栄養素の１ｇ当たりのカロリーも違いがあります。炭水化物は１ｇ当たり4キロカロリーで、脂質は１ｇ当たり9キロカロリーで、タンパク質は１ｇ当たり4キロカロリーという感じで、この3つの栄養素はそれぞれにグラム当たりのカロリーが違うのです。食品の裏面の表示のカロリー表示も、これに基づいて計算するとつじつまが合ってきます。
食品全体でのカロリーに何割が炭水化物によるものなのか？脂質によるものなのか？タンパク質によるものなのか？これが分かるようになります、なのでカロリー表示を見ても、このカロリーはこの3つの内どの栄養によるカロリーなのかの割合を見る事も重要になってきます。
例えば同じ500キロカロリーのものがあったとします。一つは肉の塊で総カロリーに主成分がタンパク質と脂質によるものとなります。そしてもう一つはパンでだったとした場合、500キロカロリーの主成分が炭水化物によるものになります。これカロリーだけを見たら同じ500キロカロリーのものになります。しかし何による500キロカロリーなのかが全く違います。
ここなんです！目先のカロリーだけで判断してコケるパターン。つまりカロリーが低くてもその主成分が何から構成されているカロリーなのかを見ないと、低カロリーでも太りやすくなる可能性は大いにあります。何からカロリーを摂るかは非常に重要です。
これに関しては今読んでいる人の中にも、おおよそ想像がついている方もいらっしゃるかもしれませんが、そうです！その通りです！炭水化物からのカロリー摂取を一番抑えた方が良いです。他の記事ではダイエットをする上でカロリーは関係ないと書いていますが、確かに関係はないのですが、何から摂取するかで太りやすさが変わってしまう事実はあります。なのでカロリー事態に神経質になる必要はないですが、何からカロリーを摂るかは気にした方が良いです。
これは炭水化物からカロリーを摂るという事は、これはつまりどういうことか？これは血糖値に影響をあたえるかどうかという所が、他の脂質とタンパク質との大きな違いです。同じカロリーでも脂質とタンパク質は血糖に影響しません。しかし炭水化物というのは血糖にモロに影響を及ぼします。これによって体内である変化が起きます。それが血糖値の急上昇です。これが実はダイエットを成功させるうえで大きな障害になるのです。なので炭水化物中心のカロリー摂取は非常に様々なリスクを持ち合わせているのです。
ダイエットにおいてはこの血糖値というものに関しては、無視できない部分になってきます。なぜならばそれが太る事に直結している為です。この血糖値に影響するカロリーについてはコントロールが必要になってきます。これは脂肪がそのようなプロセスで、何によって増える現象が起きているのかを理解できると、この選択基準は自ずと腑に落ちると思います。この血糖値が急上昇する事で分泌されるあるホルモンがあなたの体重に非常に関係してくるのです。
ただし勘違いして欲しくないのは、だからと言って炭水化物を抜きましょうという事を言っているわけではありません。それはそれで身体に良くないので。糖質も必須7大栄養素のうちの一つです。欠いていい栄養素などないのです。何でもそうですが『適度に』という概念を持つようにしてください。何でも『過ぎ』が良くないのです。つまり極端というやつです。太るのも様々な『過ぎ』の習慣の積み重ねの結果が、今の体型を作り出しているわけなのです。まずはカロリーの特性、そもそももカロリーとは？を知る所から始まります。
このカロリーを炭水化物で摂った時に起こる、血糖値の急上昇の時に分泌されるホルモンがインスリンなのです。このインスリンは血糖値が上がった時に分泌される物なので、脂質やタンパク質によってカロリーを摂取した時には出ないホルモンになります。そしてこのインスリンがあなたの身体に脂肪を増大させる張本人となります。
インスリンというのは、炭水化物を食べて血糖値が急上昇すると、一時的に高血糖の状態になります。人間の身体にとって高血糖の状態というのは非常に危険な状態になります。炭水化物を食べると位で消分解されブドウ糖になり小腸で吸収され、血中を漂う事で血糖値の上昇を招きます。そこで登場するのがインスリンになります。
このインスリンは血中のブドウ糖をグルコースという筋肉の燃焼に変換して筋肉細胞に送り届けるという重要な役割をしています。そしていっぱいになったら今度はグリコーゲンに変換させ肝臓の方でいつでも使える取り出せる予備の備蓄エネルギーとして肝臓に蓄えます。しかしそれでも余っている場合は脂肪に変えて脂肪細胞に届けて脂肪として蓄えられてしまうという、この経緯によって人は太ります。だから炭水化物が太ると言われているのです。
そして肥満の背景には収入の差、つまり経済面での格差によっても体型に差が出やすいというそんなデータもあったりします。低所得層ほど炭水化物の摂取量が多いというデータが出ています。なのでそれによって肥満になる確率も多いそうです。なぜならば安いメニューというのは得てして炭水化物の一品料理が多い為です。カレーライス、ラーメン等の麺類、丼もの、パン、パンバーガー、等のファーストフードと呼ばれる類のものは得てして主体が炭水化物である事がほとんどです。その為に安いご飯というものは、得てして太る要素が満載に詰まっているというのが、事実として背景にあります。
それにより食事後血糖値の急激な上昇を招き、インスリンも大量に分泌され、結果的に脂肪の蓄積を招いてしまうという事態に陥ります。そしてそれにより急激に血糖値が落ちる『血糖値スパイク』という現象が起き、血糖が急降下したことによって、食べてもまたお腹がすぐに空くという現象も起きます。長期的なダイエットの成功には、このインスリンのコントロールという概念が、絶対に外せない必須事項として入ってきます。そしてこのインスリンがもたらす効果は、もっと想像以上に恐ろしい事を引き起こします。
インスリンによって引き起こされるある現象が、いくら頑張っても痩せない、痩せてもまた元に戻ってしまう一番の原因になっています。なのでこのインスリンを上手にコントロールする事が重要です。なので何でカロリーを摂るかという所が重要になってきます。ダイエットにおいてカロリーを摂る事が重要です。取らないと代謝の低下を招き余計痩せにくいリバウンドしやすい身体を作る事になってしまいます。カロリー摂取は必須です。しかしなにで摂るかが大事だという事です。
そして同じ炭水化物でも脂肪になりやすいものと脂肪になりにくいものが存在します。つまり血糖値がｂ急上昇しやすい炭水化物と、血糖値が急上昇しにくい炭水化物があります。どうせ食べるなら脂肪になりにくい太りにくいものを食べたいですよね。これについてはまた別の記事で詳しく書いていきますね。
ダイエットでカロリーを制限する事は何の意味もないという事は、他の記事でも書いた通りなのです。むしろカロリーの摂取は必要な所になってきます。なぜならばカロリーと代謝は相関関係があるからです。摂取カロリーを減らせば消費カロリーも減りその代謝の低下がやがてはリバウンドを招きます。だから適度にカロリーを摂る事は必要なのです。
正し今回お話ししたのはそのカロリーを摂る中でも、何からカロリーを摂るのかが重要であるという所に関する事を書かせていただきました。同じカロリーでも全く似て非なるものです。同じ花という物の中でもバラとヒマワリでは違うのと同じで、同じカロリーでも炭水化物（糖質）から摂るカロリーと、脂質から摂るカロリーと、タンパク質から摂るカロリーとでは体内での役割が全く違うという事です。
やはりこうした知識がないと、長期的に成功し続けるダイエットを、長期的に理想の身体を維持し続ける事はなかなか難しいと思います。そしてダイエットというのは痩せる為に必要な知識や考え方やノウハウと、維持する為に必要な知識や考え方やノウハウは、また別だったりします。痩せても維持できなければ何も意味がないですし、あなたも一時的だけ痩せたいわけではないと思います。
そうなって来るとやはり綺麗に健康に痩せて、長期的にその理想の身体を維持し続けようと思うと、やはりそれなりの知識や情報を勉強しなければいけません。ダイエットに関する幅広い知識や、身体の仕組みやルールなどを知る必要があります。これを勉強せずにダイエットをするのは教習所に行かずに車を公道で運転しているに等しいと感じております。
当然ですが教習所に行かないと運転に関する知識や交通ルールなども分かっていないため、自己を起こして泣きを見て後悔する事になります。これがダイエットで言えばリバウンドしたり、身体を壊し健康を損ね美を失ってやつれて老けたという状態にあたると思います。なのでダイエットで成功する為には、いやダイエットに関わらず何かを達成させる為には、まずは学ぶ所から始めるというのは、もう世の中の大常識であり原則だと思います。
そしてその中にはダイエットを話題にエサにして、別の目的で情報を発信している存在がいる為に、断片的なダイエット情報や知識を植え付けられ、その中途半端な断片的な知識や情報を元にダイエットをしてしまう為に、ダイエットがうまくいかず悩み続けるダイエット難民が後を絶たないのです。
テレビの情報なんかはまさにそれの最たる存在で、あの提供している情報は全部が良いとか悪いとかではなく、目的はあなたを本気で痩せさせる為ではなく、視聴率が取れる番組を作り番組にお金を投じてくれているスポンサーのCM効果を上げる為なのです。つまりテレビ番組はスポンサーを稼がせる目的で作られていますので、あくまで客寄せのための興味付けの情報です。権威の先生の話す情報も、果たして誰の為に何の為に話している情報でしょうか？
その断片的な情報でダイエットが成功するほど、人間の身体は簡単には作られてはいません。なのでここまで読んでくれているあなたには、身体を壊すことなくむしろ健康になりながら、それに合わせて美も増進させながらリバウンドなく痩せて、痩せた身体を長期的に維持し続けられるために必要な事を勉強できる環境をシェアいたします。
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ダイエットでまず抑えておきたいのはやはり食事における習慣形成です。太る直接的な原因に関してはやはり食事を外しては語れません。その奥にはそれが起きる根本的な原因がありますが、まずは直接的な原因を改善し『今以上に太らない食事』『痩せる為の食事』という物を身に着けて欲しいと思います。
同じものを同じカロリーのものを食べていても、この法則を知っていると知らないとでは、太りやすさ痩せやすさが圧倒的に変わります。同じカロリーを食べていてもです。知っていると知らないとでは、そしてやっているとやっていないとでは雲泥の差だという事です。知っていてもやっていなければ体型は一生変わりません。そしてそれをある事にしていかなければ、長期的に理想の体型の維持は叶いません。
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